クリスマスと言えばやはり冬ですよね。
冷たい風が体を撫でていきますが、
暖かい店内や食べ物、綺麗なイルミネーションが
寒さを吹き飛ばしてくれます。
しかし地球には北半球と南半球があるわけで。
寒いクリスマスを過ごしている反対では
暑い夏を過ごしている人たちも多くいます。
今日はそんな南半球にある
オーストラリアのクリスマスについて
調査してみました。
オーストラリアの人々はどんなクリスマスを
送っているのでしょうか。
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目次
オーストラリアのクリスマスの日にちと伝統
![](https://happy-holidays.jp/wp-content/uploads/2023/02/25290237_s.jpg)
オーストラリアであっても、
クリスマスは12月25日ですし、
クリスマスイブは12月24日です。
25日と26日のボクシングデーと言われる日は
祝日で商店もお休みのところが多いです。
ボクシングデーはクリスマスの翌日である
12月26日に祝われる日でイギリスやオーストラリア、
ニュージーランド、カナダなどの英連邦諸国で
よく見られるキリスト教に由来した休日です。
元々は教会が貧しい人たちのために寄付を募り、
箱に入れられた(boxing)クリスマスプレゼントを
贈る日であったことから “Boxing Day” と
呼ばれるようになりました。
またクリスマスも仕事をしなければならなかった
使用人たちに翌日家族と過ごさせるための休日で、
この日は一家の者たちは使用人に頼らず
自分で全ての家事をしなければならないとされていました。
スポーツのボクシングとは無関係であり、
また最近ではバーゲンセールが行われることでも知られています。
しかしブラック・フライデーの普及などにより消費が落ち込み、
重要度は減っているとも言われています。
キリスト教圏の諸外国と同じで、
クリスマスは日本でいう新年のような
忙しさと盛り上がりです。
しかし、オーストラリアは移民が多い国でもあります。
寒いクリスマスを味わいたいという人たちもいるので、
7月のクリスマス
(Christmas in July(クリスマス・イン・ジュライ))
をお祝いする という文化を持つ人も一部いるそうです。
クリスマスインジュライについてはこちらの記事に詳しく書かれていますので
興味のある方は見てくださると嬉しいです。
夏のクリスマス、クリスマスインジュライって何?あなたはご存じでしたか?
オーストラリアのクリスマスの過ごし方
![](https://happy-holidays.jp/wp-content/uploads/2023/02/25218268_s.jpg)
かつて、オーストラリアは
イギリスの植民地だったために
イギリス人たちが大勢オーストラリアに
移民として住んでいました。
なのでクリスマスも夏の最中に
伝統的なイギリスのクリスマスという
祝日を再現するだけのものだったのですが、
長年をかけて、イギリスだけでなく
他のヨーロッパの移民から伝えられてきたクリスマスと
オーストラリアの元々あった風習を加えて
独特の形を作ってきたのです。
12月に入るとオーストラリアの家族は
ヨーロッパ諸国のように
子供達はサンタクロースに手紙を書いたり、
アドベントカレンダーをめくって
楽しみます。
色んな地域でクリスマスのパレードが催され、
夏休み直前の学校はクリスマスをテーマにした
野外劇やクリスマスキャロルを歌ったりします。
クリスマスのミサには
信仰心の厚い人だけお祈りに行くようで、
他の人は親戚家族で集まったり
パーティーをして楽しみます。
オーストラリアのクリスマス飾りは冬仕様
![](https://happy-holidays.jp/wp-content/uploads/2023/02/25464830_s.jpg)
大人たちは地元原産の松の大枝を
クリスマスツリーに選んだり、
プレゼントを選んだり、
クリスマス飾りを飾り付けます。
クリスマスの飾りは他の国々と同じで
クリスマスモチーフの飾り、
クリスマスツリー、クリスマスリースなども
飾り付けられます。
家庭では子供たちが靴下ではなく
枕のカバーをベッドの足元に出しておく
風習があります。
この枕カバーにはキャンディーや小さい
プレゼントが入れられ、
大きなプレゼントはクリスマスツリー下に
置かれます。
サンタさんのために子供たちは
クッキーとミルク又はビールを出すとともに
ソリを引くカンガルーのために
水も出しておきます。
オーストラリアはトナカイではなく
カンガルーが空飛ぶソリを引いているのです。
オーストラリアのクリスマスパーティーでの食べ物
![](https://happy-holidays.jp/wp-content/uploads/2023/02/1176970_s.jpg)
25日の朝がくると家族でプレゼントを開けて
みんなでクリスマスランチの用意をします。
暑いので冷たい料理や浜辺で
バーベキューをする家庭が多いようです。
ガーデンパーティーをして
プールにで泳いだり、
涼しい部屋で過ごしたりと自由に楽しみます。
メニューは
・冷たいハムやチキン、
・良く冷えたフルーツ、
・ボイルした後で冷やしたエビ
・焼いたメレンゲに生クリームやフルーツで
デコレーションをしたパブロバ
・クリスマスプディング
・よく冷やしたワインやビールなどの飲み物
などが多いようです。
ビールセット オーストラリア クラフトビール クーパーズ/Coopers 3種6本 飲み比べセット
この動画の中ではロースト料理やボンボンと呼ばれる
クリスマスクラッカーにも触れられています。
これらはどちらもイギリスのクリスマスに関係するアイテムで、
オーストラリアの人々はイギリスのクリスマス文化を色濃く残して
楽しんでいることが分かります。
イギリスのクリスマスクラッカーについての詳細はこちらに書かれています。
世界各国のクリスマスアイテム13選!あなたはいくつご存じですか?
サンタクロースは半袖でサーフィンをする?
![](https://happy-holidays.jp/wp-content/uploads/2023/02/playmobil-g7900de8e0_640.jpg)
オーストラリアのサンタクロースが
サーフィンに乗ってやってくる
そんなイメージを持っている人もいるかもしれませんね。
全くの嘘 というわけでもありませんが、
これはジョーク的な要素が多いようです。
しかしオーストラリアもサンタクロースは
冬服を着てイベントや写真ブースにいるので
とても暑いようですよ。
まとめ
![](https://happy-holidays.jp/wp-content/uploads/2023/02/25408172_s.jpg)
クリスマスといえば冬のイメージですが、
オーストラリアのクリスマスは夏。
そんなオーストラリアの人達は
どのようにクリスマスを過ごしているのか
お伝えしました。
元はイギリスの植民地だったので、
イギリスの移民による
クリスマスの習慣が多く残っている
ような印象を受けました。
真夏のクリスマスは
冬のクリスマスの影響も受けつつ
楽しんでいるようでしたね。
サンタさんへのプレゼントもビールを出したり、
ソリを引くカンガルーに水をあげたりと
真夏ならではの気遣いが見て取れました。
いつもは寒いクリスマスですが、
暑い夏のクリスマスも体験してみたら
案外するりと受け入れてしまいそうですね。
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