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クリスマスにはフライドチキン!日本だけの文化の起源はどこから?

クリスマスのごちそうは
キリスト教文化の中でも
重要かつ楽しみなイベントの一つです。

そして日本でクリスマスに
食べるものの代表といえばフライドチキン。

なぜ日本ではフライドチキンを
食べる習慣があるのでしょうか?

フライドチキンを食べるのは世界的には一般的ではない

世界ではクリスマスに何が食べられているの?各国の伝統料理6つ
でもお伝えしましたが、
日本のようにクリスマスに
フライドチキンを食べる習慣は、
キリスト教徒が祝う生誕祭としては
あまり一般的ではありません。

多くのキリスト教圏での
クリスマスに食べるごちそうは

ガチョウや七面鳥、牛、豚などを
オーブンでローストしたものを
みんなで分け合って食べるのです。

クリスマスを祝う習慣が日本に
伝わってきたころはまだ
家庭用にオーブンが普及していなく、

ローストターキーはとても高価だったため、
七面鳥の代わりにローストチキンが
提案されていました。

しかしそれでも1950年代までは
ローストチキンを食べる習慣は
あまり広まりませんでした。

チキンは七面鳥より安いとはいえ、
当時は牛肉よりも高い高級肉とされており、
簡単には手に入れることができなったのです。

クリスマスにフライドチキンはケンタッキーの提案

そんな高級肉のチキンでしたが、
1960年代には鶏肉の価格破壊が起きるのです。

アメリカからきた「ブロイラー」という品種が
少ない餌で早く育つことにより
チキンは牛肉よりも豚肉よりも
安い肉となったのです。

そしてケンタッキー・フライド・チキンが
1970年に日本にはじめて出店します。

当時骨付き肉を手で食べるという
習慣がなかったのですが、
大阪万博や高度経済成長期が重なり、
アメリカ文化が受け入れられていくようになりました。

そしてある日、日本在住の外国人が
「日本には七面鳥がないのでフライドチキンで
クリスマスを祝う」と言って
ケンタッキーに来店。

それにヒントを得た担当者が
1974年に「クリスマスにはチキンを食べよう」
という広告を打ったことから始まった
と言われています。

このように諸説はありますが、
様々な文化の遍歴やヒントを得て
日本ではクリスマスにフライドチキンを食べる
という独自の文化になっていったようです。

かつてアメリカへ移住した
ヨーロッパの人々が
クリスマスのごちそうに
アメリカでは比較的手に入りやすかった
七面鳥を選んだように、

日本にあるもので色んなイベントを
工夫して楽しむのは
どこの国でも同じなのかもしれませんね。

人気のフライドチキンはこちら

日本でクリスマスにフライドチキンを食べるのは
上記のような歴史があるから
ということが分かると、
ますます食べたくなりますよね。

今では色んな場所でフライドチキンを
購入することができるので、
お好みや店舗状況に合わせて
選ぶことができます。

ケンタッキーフライドチキン

『クリスマスにはフライドチキン』という
イメージを定着させたケンタッキーは
やはりクリスマスに人気です。
クリスマスが近づくとセット商品も販売され、
それぞれチキンの数やサラダの種類などが異なります。

特製のハーブとスパイスのブレンドが
深い味わいを出しており、
手軽でおいしい料理を準備したい方にもぴったりです。

当日の販売もありますが、
店舗によっては予約のみの受付しか
行っていないところもあり、
当日はとても混み合うので
ネットや店頭で予約しておくことを
オススメします。

モスバーガー

モスチキンはモスバーガーでも人気の商品で、
ジューシーな鶏肉を秘伝のスパイスで味付けし、
お子様から大人まで満足するほど
熱々サクサクに仕上げています。
モスチキンは5本セット、10本セットで販売されています。
予約なしで当日に購入することも可能ですが、
こちらも日時や店舗によって
混雑が予想されるので、
事前予約をするのが良いでしょう。

ファミリーマート

コンビニチキンの定番とも言えるのがファミチキ。
通常のファミチキの他にも、
ローストチキンレッグやスパイスを使用した
プレミアムチキンセットなどがあります。
単品だけでなくBOXでの購入もできますが、
数量限定となっていますので、
是非予約で確実に手にしたいところです。

店頭予約とWEB予約が可能です。

まとめ

クリスマスにフライドチキンを食べる
習慣があるのは世界的には珍しいことです。
世界的にはクリスマスのごちそうは
ローストしたガチョウ、七面鳥、
牛、豚などが選ばれていました。

しかしクリスマスの文化が日本にも
定着しつつあった頃、
日本の家庭には大きなお肉をローストできる
オーブンがなかったこと、

鶏肉はとても高価なお肉であったことから
なかなか日本では定着しませんでした。

しかし1960年代になると
少ない餌で早く育つブロイラーという
鶏の品種がアメリカから日本に渡り、
鶏肉が安く手に入るようになります。

そして1974年には
日本に出店して間もなかった
ケンタッキー・フライド・チキンが
クリスマスにはフライドチキン と打った
広告がヒットし、この習慣が広まっていった
と言います。

クリスマスだけでなく、
バレンタインやハロウィンなど
色んな文化を取り入れて楽しめるのは
日本のいい所ではないでしょうか。

いつも特別な料理の準備をしないという人も、
今年のクリスマスは
手軽でおいしく、熱々のフライドチキンで
親しい人たちとお祝いしてみませんか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

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