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クリスマスマーケットとは何をするところ?楽しみ方は?

クリスマス前になると、
日本各地の都市部で開催されている
クリスマスマーケット。

クリスマスの雰囲気に浸れ、
寒さの中で温かい飲み物や食べ物を
食べたり飲んだりできる
楽しいイベントです。

開催場所によっては
毎年オリジナルイラストが描かれた
マグカップがもらえたり
購入することができたりと
収集癖のあるクリスマス好き(私)には
たまりません。

日本では10年ほど前から
ぽつりぽつりと少しずつ行われ、
今では全国のあちこちで開催されるようになりました。

しかし海外ではどうなのでしょう。

今日はそんなクリスマスマーケットの
歴史や由来、楽しみ方をお伝えします。

〇クリスマスマーケットの歴史

クリスマスマーケットはドイツ、オーストリア、
ドイツの国境に近いフランスなど
主にドイツ語圏で盛んに行われています。

世界最古のクリスマスマーケット会場が
ミュンヘン、次がドレスデン、
その次がニュルンベルクとされています。

諸説ありますが、クリスマスマーケットの起源は
中世から近世はじめ頃のカトリック教会で
「教皇が発行する贖宥状
(しょくゆじょう、免罪符のこと)を購入すれば
現世における罪の処罰を免除される」として販売され、

これを求めてたくさんの人が贖宥状が
販売される街に来ることとなったのです。

そしてその際にマーケット(市)が
並ぶようになりました。
これがクリスマスマーケットの由来だとされています。

18世紀も過ぎると、
都市部であればどこでもクリスマスマーケットが
開催されるようになり、
農作物や日用品、お菓子や雑貨、プレゼントなどの
クリスマス用品が売られるようになりました。

ドイツのクリスマスマーケットの中でも
規模が大きく世界的にも最も有名なのが
ニュルンベルクのマーケットです。

夏が過ぎるとニュルンベルクの
クリスマスマーケットのツアー参加者を
募集している日本の旅行会社を見かけます。

毎年その度に「いつかは絶対に行くんだ!」と
心の中で誓いを立てつつ過ごしています。

私がクリスマスの時期に
行ったことのある国はシンガポールだけで、
残念ながらクリスマスマーケットは
開催されていませんでした。

〇クリスマスマーケットで売っているもの

ドイツ語圏のクリスマスマーケットでは
焼いた栗やクッキー、シュトーレン、
ソーセージ、グリューワイン(ホットワイン)
などの食べ物のほかに日用品やおもちゃが主に
販売されています。

シュトーレンとはドイツのクリスマススイーツのことで、
こちらの記事でも紹介しています。
世界のクリスマスケーキ7選!イチゴのケーキは日本だけ?

日本のクリスマスマーケットはどうでしょう。
どんなものが売られているのかご紹介いたします。

・ビール

生産量、消費量ともに世界でもトップクラスで
ドイツではオクトーバーフェストという
国際規模でビールのお祭りが開催されるほど
身近な存在です。
ビール党のあなたには外せない一品となるでしょう。

・グリューワイン

ヨーロッパで冬になると飲まれている
ホットワインのことです。
ワインにフルーツやスパイス、シロップなどを入れ、
温めて作ります。
体がポカポカと温まりますよ。

・ソーセージ


ドイツといえばソーセージも有名です。
ビールに合うほかお子様にも
喜ばれるメニューです。

・ココア


寒い日には甘くてあたたかなココアが飲みたくなりますね。
クリームが添えてあったり、
マシュマロが飾ってあったりと
可愛いデコレーションがされているものもあります。

・オーナメント


クリスマスツリーに飾れるものや、
毎年の記念に少しずつ買い足せるものまであります。
小さなぬいぐるみがある場合も。

・キャンドルホルダー

色のついた粘土を重ねて焼き上げられた
カラフルなキャンドルホルダーが
クリスマスムードをいっそう引き立てます。
この他にも紅茶やレモネード、
肉料理やスイーツ、
マトリョーシカや保湿クリームなど
会場によって様々なものが販売されています。

〇日本のクリスマスマーケットはこうして楽しもう

日本のクリスマスマーケットは
飲食店をメインに雑貨店も多く並び、
さながらお祭りの縁日のようです。

そんなクリスマスマーケットを存分に
楽しむ方法をご紹介いたします。

・はき慣れている靴を履く

クリスマスマーケットは遊園地のようにたくさん歩き回る…
というわけではないのですが、

人が多く混雑していると座る席もなく
何を購入するにも長蛇の列を並ばなければならないので
待ち時間が長く立ちっぱなし…という可能性があります。

特に混雑が予想される週末にクリスマスマーケットに行く予定の
ある方は普段から履き慣れていて
立ちっぱなしにも耐えられる靴を選びましょう。

・寒さ対策、暑さ対策をしていく

クリスマスマーケットは屋外で開催されることが多く、
冬は思った以上に北風が冷たく体が冷えます。

そんな会場に寒さ対策をしていくのはもちろんなのですが、
クリスマスマーケットを快適にすごすために
暑さ対策もしておきましょう。

冬で体が冷えるのに、どうして暑さ対策を?と言いますと、
クリスマスマーケットでは会場に着くまでに徒歩時間があったり、
温かい飲み物や食べ物で体が温まったりするからです。

なので少しだけ袖をまくれたり、
簡単に脱ぎ着ができる服、
暖かいだけではなく吸汗速乾で汗冷えを防ぐインナー
などがおすすめです。

・フードやドリンクで旅行気分を味わう

まずはグリューワインやココア、
お茶などで体をあたためてから
クリスマスマーケットの雰囲気を楽しみます。
すきっ腹にアルコールはちょっと…
という人は何か軽食をとってから
飲み始めるのもいいですね。

・お土産を買う

マグカップやオーナメントなどの雑貨、
オリジナルデザインのグッズなど
クリスマスマーケットならではの
お気に入りアイテムを
お土産として購入してみるのはいかがでしょうか。
思い出になる一品を探してみてください。

・美しいロケーションを撮影する

昼間でも大きなクリスマスツリーや
クリスマスシンボルを見ることができますが、
夕方以降になるとイルミネーションや
ライトアップが行われます。
SNSに投稿するも良し、個人で楽しむのも良し、
お気に入りの1枚が撮影できるといいですね。

ライトアップがされる時間帯は昼間以上に
外が冷え込みますので防寒対策をしっかりとしておきましょう。

〇まとめ

クリスマスマーケットはドイツ語圏を中心に
主にヨーロッパで開催されており、
その起源は宗教的なものからでした。

日本でも10年ほど前から行われ始め、
雑貨やドリンク、フードなどが
販売されています。

日常ではあまり口にする機会のない
食べ物や飲み物を味わったり、
お土産を買ってみたり、
美しいロケーションを写真におさめたりと
様々な楽しみ方ができます。

私は今まで横浜と日比谷公園の
クリスマスマーケットに行った経験があり、
今年は札幌のクリスマスマーケットに行く予定です。

それぞれの開催場所に特色があり、
何度訪れても楽しいです。

特にお気に入りでどこの
クリスマスマーケットに行っても
オーダーするものは白のグリューワインです。

お酒には弱いので、酔っぱらってしまわないように
注意してゆっくり飲んでいます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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