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クリスマス雑貨が盛りだくさん!エルツおもちゃ博物館に行ってきた

長野の軽井沢にある
エルツおもちゃ博物館の企画展
『おもちゃたちのクリスマスマーケット』が
開催されていたので行ってきました。

この博物館ではドイツのエルツ地方で
17世紀頃から作られている木のおもちゃが
たくさん展示されています。

そして博物館に併設されている
木のおもちゃのお店には

たくさんの木でできた
クリスマス雑貨があるので
年に数回立ち寄ることを
楽しみにしています。

今日はそんなエルツおもちゃ博物館と
木のおもちゃのお店についての
レポートです。

ドイツにあるエルツ地方とおもちゃの関係

ミュンヘンやニュルンベルクなどの
大きなクリスマスマーケットの開催地で
よく売られていたおもちゃのうち、

有名なのがベルヒステスガーデン地方と
エルツ地方で作られる木のおもちゃです。

どちらも他に主要産業があったのですが、
豊富にある木材を使って冬場の
収入源としておもちゃが作られていました。

またエルツ地方では、
17世紀頃からそれまで主要産業だった
鉱物の産出量が減少し始め、

徐々に鉱業が衰退していったのをきっかけに
それまで副業的な立ち位置だった
木工品づくりが注目されていったのです。

始めは木材で日用品を作っていましたが、
ろくろのような機械で大量生産が可能になると、
安く良質な木工品を生産できるようになり、

日用品だけでなく
子供のおもちゃも作られるようになり
18世紀にはエルツ地方の
主要産業に発展していったのです。

博物館は写真撮影可!SNSやブログもOK

博物館の館内は写真撮影が可能で
SNSやブログの投稿も許可されています。
(スタッフの方に確認も取りました!)

入り口で大きなおもちゃがお出迎え

入り口には大きなサンタクロースのパイプ人形(右)、
クリスマスピラミッド(中央)、
くるみ割り人形(左)が飾ってあり、
クリスマスムードが盛り上がります。

この3つのおもちゃは
エルツ地方を代表する
木のおもちゃで、
詳しくは以下のとおりになります。

パイプ人形

人形の中でお香をたくことができます。

お腹のあたりから上下二つに分かれており、
下半身に受け皿があってその上にお香を乗せます。
上半身は中が空洞で、口に穴が開いています。

お香の煙が口から出て
まるで人形がパイプを吸って
煙を吐いているように見えるのです。

クリスマスピラミッド

クリスマスツリーが普及するまでは
クリスマスの装飾品として使われていました。

今でもドイツのクリスマスマーケットで
見ることができます。

日本では日比谷公園の大きな
クリスマスピラミッドが有名ですね。

クリスマスピラミッドには
ロウソクが欠かせません。

ロウソクに火をつけて
クリスマスピラミッドに飾ると
温められた空気が上昇し、
プロペラが回り始めます。

同時にプロペラと繋がっている、
人形や動物たちが乗っている中心軸も回り、
その様子を見て楽しみます。

くるみ割り人形

くるみ割り人形が作られた理由には諸説あり、
18世紀頃にはすでに製造されていたようです。

くるみ割り人形の仕組みは
人形の背中にあるレバーを上げると
口が開きます。

開いた口にくるみを入れて
レバーを下げると割れる という作りになっています。

くるみ割り人形は当時実際に
くるみを割る機械として使われていましたが、

現在はお土産品や飾りとしてだけのもので、
くるみを割ることができないものがほとんどです。

他にも館内には
たくさんの木のおもちゃが
クリスマスを楽しんでいました。

外に出ると
木のおもちゃ屋さん、絵本のお店、
カフェが併設されています。

木のおもちゃのお店は溢れんばかりのクリスマス雑貨

木のおもちゃのお店には
何度か来ているのですが、

エルツ山地のパイプ人形、
くるみ割り人形、クリスマスピラミッドや
錫(すず)のおもちゃ、キャンドルホルダーなど
たくさんのクリスマス雑貨が販売されています。

クリスマス前には
アドベントカレンダーも入荷するそうですが、
こちらはとても人気があるために
すぐ売り切れてしまうそうです。

アドベントカレンダーについての
詳細はこちらになります。

私はサンタクロースが特に大好きなので、
サンタクロースのパイプ人形と
キャンドルホルダー、お香を
購入しました。

過去にここで購入したおもちゃと
組み合わせてもとっても可愛いです。

まとめ

長野県の軽井沢では
ドイツのエルツ地方で今も作られている
木のおもちゃがたくさん展示されている
『エルツおもちゃ博物館』があります。

エルツ地方で作られている木のおもちゃは
ドイツのミュンヘンやニュルンベルクなどで
開かれている大きなクリスマスマーケットの中で
売られているおもちゃの中でも
歴史があり、有名です。

エルツ地方ではもともと
鉱業が主要産業として栄えていましたが、
豊富な木材があったため、
冬場の副収入として、

また鉱業が徐々に衰退していった
17世紀頃から木工品の生産が注目され始め、
18世紀には主要産業となりました。

エルツおもちゃ博物館の入り口から見える
大きなパイプ人形、クリスマスピラミッド、
そしてくるみ割り人形は

エルツ地方を代表する有名な木工品で
現在でも装飾やお土産として作られています。

博物館の外には
木のおもちゃのお店、絵本のお店、カフェがあり、
特に木のおもちゃのお店には

たくさんのエルツ地方で作られた
クリスマス雑貨が販売されています。

私がこの博物館に来たのは
2021年が初めてでした。

それまで本で読み、
知識として知っていただけの
エルツ地方の木工品を
間近で見ることができ、
とても感激しました。

それ以降毎年何度か通い、
その度に木のおもちゃを
少しずつ増やしています。

まだ購入できてはいないのですが、
いつかクリスマスピラミッドを買って、
家に飾りたいな という目標ができました。

エルツ地方のおもちゃは
私にとっては高価なので
少しずつ買い足して、
コレクションできたらいいなと思っています。

クリスマスと縁が深いドイツ。

そのドイツの中でも有名な
エルツ地方の木のおもちゃに
興味を持たれた方は、
是非足を運んでいただきたい場所です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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