私は『クリスマスが好き』という感情のみで
クリスマスに関連する知識や雑学など
様々なことを調べたり勉強したりしてきました。
しかし『難しそうだから』『覚えられそうにない』
といった自分の自信のなさゆえに目を背けていたことがあります。
それはキリスト教にとってなくてはならない聖書を読むことです。
やはり聖書を理解しなくてはクリスマス好きとして
堂々としていられないのではないだろうか?
そんな考えがずっと私の中にありました。
そしてようやく重い腰を上げたのです。
そもそも私は特定の宗教を信じているわけでもなければ
学問としてキリスト教を学んでいるわけでもありません。
なのでこれから書くことはあくまで
ただのクリスマス好きな一個人が
趣味と教養の観点から個人的に聖書を大まかに
文章にしてまとめてみたという記事です。
目次
〇旧約聖書ってなに?聖書とどう違うの?
キリスト教では旧約聖書と新約聖書の2つの聖書が存在し、
この2つのことを合わせて聖典と呼びます。
しかしこれはあくまでキリスト教にとってであり、
ユダヤ教では旧約聖書のみを聖書としています。
旧約聖書は神が万物を創造したことから始まり、
様々な物語、教訓、法律、詩、予言などが
詳しく記されています。
以下が旧約聖書の大まかな編成となっています。
1.律法(全5巻)
・創世記: 天地創造、アダムとイブ、ノアの箱舟、バベルの塔、
アブラハム、イサク、ヤコブの物語
・出エジプト記: イスラエル人がエジプトの奴隷から解放され、
約束の地へ向かう物語
・レビ記、民数記、申命記: 神からの法律、倫理規定、禁忌規定、祭祀規定が記されています。
2.歴史書(全12巻)
・イスラエルの歴史が詳細に記述されています。
3.知恵文学(全5巻)
・ヨブ記、詩編、箴言、コヘレトの言葉(伝道者の書)、雅歌(ソロモンの歌)が含まれています。
4.預言書(全17巻)
・イザヤ書、エレミヤ書、エゼキエル書など、預言者たちの言葉が記録されています。
このように旧約聖書では創世から
紀元前330年くらいまでの事柄が記されており、
紀元前4世紀頃から徐々に形作られ
2世紀中ごろまでにヤムニア会議(ユダヤ教の宗教会議)
で制定されたと言われています。
〇旧約聖書には具体的にどんなことが書かれているの?
では具体的に旧約聖書には
どのようなことが書かれているのでしょうか。
実は旧約聖書に登場する人物は
キリスト教にあまりなじみのない
私達日本人でも聞いたことがある場合が多いです。
それはゲームの中の登場人物やファンタジー小説にでてくる人物が
聖書からイメージされていることが多くあるからではないでしょうか。
それでは主な登場人物に焦点を当てて、
旧約聖書に書かれていることを紐解いてみましょう。
・神による天地創造
神は6日間で万物を生み出し、
7日目に安息したとされています。
聖書の言葉も有名なものが多くあります。
1日目:「光あれ」→光
2日目:「水の中に大空あれ。水と水を分けよ」→水の分離
3日目:「天の下の水は一つ所に集まれ。乾いた所が現れよ」
「地は草を芽生えさせよ」→海、大地、植物
4日目:「天の大空に光る物があって、昼と夜を分け、季節のしるし、
日や年のしるしとなれ。天の大空に光る物があって、地を照らせ」→太陽、月、星
5日目:「生き物が水の中に群がれ。鳥は地の上、天の大空の面を飛べ」→魚、鳥
6日目:「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、
空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう」→動物、人間
7日目:第七の日に、神は御自分の仕事を完成され、
第七の日に、神は御自分の仕事を離れ、安息なさった。→なし。安息日
・アダムとイブ
世界で最も有名な夫婦といえばこの二人。
禁断の果実である知恵の実はリンゴ又は
イチジクとされています。
エデンの園でヘビがイブをそそのかし、
イブが一緒にいたアダムに知恵の実を食べるように勧めたのです。
それを知った神は怒って3人に罰を与えてエデンから追放します。
ヘビ…生涯地面を這って塵を食べるものとする
イブ…妊娠、出産に苦痛が伴う
アダム…労働の苦しみを与える
聖書ではこれが人類最初の犯罪だといわれています。
これ以降アダムとイブの子孫である人間は
生まれながらにして神を裏切った罪を背負っているとされ、
これを『原罪』と呼んでいます。
・カインとアベルとセト
アダムのイブの3人の子どもの名前です。
カイン(兄)がアベル(弟)を嫉妬のために殺し、
神がアベルの代わりに授けたのがセトとされ、
箱舟の話で有名なノアの祖先とされています。
・ノア
セトの子孫。
地上には多くの人間が住むようになっていましたが、
それとともに多くの悪事も行うようになっていました。
人間を造ったことを後悔した神は、
動物もろとも滅ぼすことにしたのです。
しかしノアだけは神の意思に従っていたので
ノアとその家族、また全ての命あるもの、全ての肉なる物から
2つずつ箱舟に連れて共に生き延びるように
箱舟の作り方を指示しました。
そして神は40日40夜続く大雨を降らせ、
地上は150日間洪水に襲われました。
その後にノアは箱舟から放った鳩が
オリーブの葉を加えて戻ってきたのを見て、
地上から水が引いたことに気が付いたのでした。
再び地上に降りたノアの子孫たちは世界中で
みんな同じ言葉で話していました。
そして人々は相談し、町をつくり始めました。
「天まで届く塔のある町を建てて有名になろう。
そしてみんなで集まって暮らそう」と。
それを見ていた神はその罰として
人々の言葉を混乱(バラル)させ、
全世界に散らせたのです。
こうしてこの町はバベルと呼ばれるようになりました。
・アブラハム→イサク→ヤコブ→ヨセフ
アブラハムはセトとノアの子孫でその息子がイサク、
イサクの息子がヤコブ、
ヤコブの息子がヨセフです。
この4人は信仰が厚く、
それぞれ神やその使いの天使とのエピソードがあります。
アブラハムはヨルダン川流域の低地、
ソドムとゴモラという悪徳がはびこるとても栄えいた町に
移り住んだ甥のロトのために救おうとしましたが、
神の意思でロト達家族が逃げるのを待った後で
硫黄の火を降らせて滅ぼしました。
そしてアブラハムの子であるイサクには
ヤコブとエサウという双子がいました。
弟のヤコブはその時に作っていた料理と引き換えに
エサウから長子としての権利をもらい、
その上エサウに変装するという母の計略に従って
父イサクからも長子の権利を授けてもらったのです。
兄エサウは怒ってヤコブを殺そうとしたので
ヤコブは伯父(母の兄)のもとに行き、
伯父の2人の娘を妻に迎えて熱心に働きました。
ヤコブは伯父の家畜を増やすとともに、
自らの財産をも増やして12人の子どもにも恵まれました。
この12人の子どもがイスラエルの12部族の祖先となったのです。
そしてヤコブは家族たちと故郷に帰ることにします。
とある場所で野営をしている時に
見知らぬ者がヤコブに格闘を挑んできました。
激しい戦いは夜明けまで続きましたが
決着はつきませんでした。
しかし実はその見知らぬ者は神であり、
ヤコブの奮闘を褒めたたえて
「これからはイスラエル(神に勝つもの)と呼ばれる」と告げたのです。
ヤコブはその後無事に故郷に帰り、
エサウと和解し、父イサクとの再会を果たします。
そのヤコブの12人の子の中でも
特に愛されていたのがヨセフでした。
そのためヨセフは他の兄弟たちから
穴に投げ込まれてしまいます。
そこに商人が通りがかって、
エジプトへ向かう隊商に売り飛ばされてしまいました。
ヨセフはエジプトの王ファラオに仕える役人である
ポティファルの奴隷とされますが、
神の恩寵により家の管理を任されるようになります。
ところがポティファルの妻がヨセフを誘惑します。
ヨセフはこれを拒絶したために
妻はヨセフに襲われたのだとポティファルに訴え、
ヨセフは牢屋に入れられてしまいます。
しかしそこでヨセフは夢占いの才能の発揮します。
夢占いは神からの啓示を受ける方法の一つで、
それを読み解く能力は神に選ばれたものでないと
できないとされていました。
その夢占いの評判はファラオ王のもとまで届き、
ファラオは誰も読み解けなかった自分の夢を
ヨセフに占わせました。
ヨセフはファラオの夢は7年の豊作の後、
7年の飢饉があることを示していると夢を読み解き
王に穀物の備蓄を勧めます。
ファラオは感銘を受け、
ヨセフに自分に次ぐ地位を与えました。
そしてヨセフの言っていた通りに飢饉が起こり、
周辺の地域からも穀物を求めて人々が
エジプトを訪れるようになったのです。
その中にはヨセフの兄弟もいました。
ヨセフは兄弟を許し、父ヤコブもエジプトに
連れてくるように言いました。
・モーセ
ヨセフの導きによってエジプトに移り住み、
飢饉を乗り越えたイスラエルの民でしたが
ファラオは段々と勢力を強めていく彼らを
疎ましく思うようになっていきました。
そしてイスラエル人に強制労働を強いるようになり、
それとともに男児の殺害を命じました。
しかし息子を殺すことができなかったイスラエル人の女性が
自分の子どもをかごに入れてナイル川のほとりに置いたところ、
ファラオの娘がそれを見つけて王宮内で育てることにしました。
その子供がモーセです。
モーセは成長したのちにイスラエル人を迫害していた
エジプト人を殺してしまい、逃亡します。
しかし神がモーセに「民をエジプトから導き出せ」と命じたので
兄のアロンと一緒にファラオと交渉を始めます。
はじめは出国を許さなかったファラオですが、
一時は折れてイスラエル人の退出を許したのですが
すぐに心変わりをし、戦車でイスラエル人たちを追いかけてきました。
神の導きもあり、
イスラエルの人々はエジプトから南下して旅路を進めていましたが、
ついに葦(あし)の海で追い詰められてしまいます。
そしてついにモーセは神の力を借りて海を2つに分け、
イスラエルの人々を無事に渡らせ、
後を追いかけてきたエジプト軍は
波に飲まれてしまいました。
モーセとイスラエルの民たちは
エジプトを南下し、シナイ山の麓に着きました。
モーセは1人で山に入って神に会いました。
神はモーセに信者が守るべき10の定めである十戒や
その他の規定を教え授けます。
イスラエルの民たちは神にカナンの地に行くように導かれていましたが、
人々の行いにより神を怒らせてしまいます。
そしてモーセにもカナンに到着する
ほんの少し前に死ぬという運命を与えました。
そんなモーセの後を継いだのは腹心のヨシュアで
彼が民たちを約束の地カナンへ連れて行ったのです。
・サムソン
ヨシュアの死後、イスラエルの歴史は士師の時代となります。
士師とは王政以前の古代イスラエル民族の指導者や英雄のことを言います。
サムソンは士師記に記録されている12人のうち最後の方に登場する士師で、
イスラエルの民を20年間守ったとされています。
・ナオミとルツ
士師が統治していた頃、
ベツレヘムからモアブに移り住んだ
エリメレクとナオミという夫婦がいました。
彼らは2人の息子をもうけ、
息子たちもオルパとルツという妻をめとりましたが、
子どもが生まれる前に亡くなってしまいました。
モアブで家族を失ったナオミはベツレヘムに帰ることにしました。
ナオミを心配したルツは一緒にベツレヘムに行き、
麦畑で落穂拾いをして生活を支えていました。
その姿をエリメレクの親戚で裕福なボアズが目にとめ、
ルツを妻に迎えたのです。
ルツのボアズの間には男の子が生まれ、
エリメレクの血筋は守られることになり、
その子孫からイスラエルの王となるダビデ、
イエスの父ヨセフが生まれるのです。
・サムエルとサウル
サムエルは最後の士師です。
彼が士師になるとイスラエルの軍に神の加護が加わって、
当時戦っていたペリシテの軍を領土から追い払うことができました。
しかしサムエルが老いると民衆は王を望むようになりました。
サムエルは当初反対していましたが、
民たちからの王を求める声は強くなり、
神からの言葉もあって
若く美しいサウルを王にすることにしました。
しかしサウル王は度重なる勝利に段々と傲慢になっていき、
遂には神の恩寵も失って、
サムエルの信頼もなくしてしまったのでした。
・ダビデ
神は次の王になるべき人物としてダビデを選びました。
ダビデはベツレヘムの羊飼いでした。
ダビデが有名になったのは
ペリシテの巨人戦士であるゴリアテと闘った時でした。
ダビデは投石器で一騎打ちしたゴリアテを倒し、
その後も戦功をあげて民の人気を集めていったのです。
サウル王はそんなダビデに嫉妬し、
殺そうともしましたが
サウルの死後ダビデは王位につき王国を統一します。
しかしそんなダビデ王も
家臣の妻バト・シェバを愛し、
子どもをもうけてしまいます。
そしてそのことがバレないように工作をしたり、
夫を激戦地に送り出して戦死させたりして
神の恩寵を失うことになります。
・ソロモン
ダビデ王とバト・シェバの子で比類のない賢者。
まだ即位して間もない頃に神はソロモンに言いました。
「どんなことでも願いをかなえよう。」
これに対してソロモンは善悪を
正しく判断する知恵が欲しいと言ったのです。
すると神は喜びソロモンに並ぶ者のない知恵を授けました。
人望を集め、次々に王国を強化していったソロモンでしたが
唯一の欠点が女性好きであったことだと言います。
とりわけ異国の女性が好きで、
彼女たちの言うままに異教の神をまつる神殿を建設し、
神の怒りをかってソロモン王の死後は
王国は2つに割かれる運命となったと言われています。
・エリヤ
神の怒りはソロモン王の死後も続きました。
国が分裂しても王たちは反省することはありませんでした。
中でも北王国(イスラエル王国)7代目のアハブ王の
堕落ぶりは酷く、妻の信仰していたバアル神を
まつるようになったのです。
これに強く反対したのが予言者エリヤでした。
そしてこの後を継いだのが共に行動をしていた
エリシャです。
予言者たちは様々な奇跡を起こし、
旧約聖書の中でもエリヤは特に重視されていた
予言者であったと言われています。
・イザヤ、エレミヤ、エゼキエル
旧約聖書の後半に登場するこの3人のことを
三大預言者といいます。
その中でもイザヤは最も有名な予言者で
イザヤ書に書かれている予言は
古来から重要視され、新約聖書でも最も文言が引用されています。
エレミヤはダビデ王とソロン王によって築かれた
イスラエル王国の栄光が崩れていく様を
目にした予言者です。
エレミヤが予言者として活動を始めたのは
紀元前627年頃のことで、その時すでに北のイスラエル王国は
紀元前722年にアッシリアに滅亡されていました。
その後アッシリアは分離独立した新バビロニアによって滅ぼされ、
今度はユダ王国にその脅威が迫ってきていたのです。
神はエレミヤに「こうした悲劇は民が信仰を忘れたためなのだ」と言い、
エレミヤは神の言葉を民衆に告げます。
神の言葉とエレミヤの予言の通り
エルサレムは攻め落とされ、王宮や神殿が破壊され
王子や貴族は殺され、目をつぶされた王と多くの民は
バビロンに連行されていきました。
これをバビロン捕囚といいます。
エゼキエルはバビロン捕囚の体験者です。
そしてエゼキエルは神による命を受けて予言者となりました。
当初はバビロン捕囚にいたった民たちの
罪を厳しく責めていましたが、
やがてイスラエル復活を告げる言葉となっていきました。
バビロンに連れてこられたユダヤの民衆は
コミュニティを作ることができ、
従来の信仰を持つことも認められていました。
彼らは居住地に教会を建て、
モーセが定めた律法に基づく信仰生活を送っていました。
この結果民族のアイデンティティーを残し、
独自の信仰の発展を遂げることができたといわれています。
・ダニエル
バビロニアがペルシアに征服されたために
バビロン捕囚が終わりを告げました。
ユダヤの民たちはエルサレムに戻り
神殿の再建に着手します。
ダニエルはバビロニア王のために夢解きをし、
そんな彼を嫉んだ者に一時はライオンの住む
洞窟に投げ込まれましたが、
天使に守られたダニエルは無事に洞窟から脱出したのでした。
そして神はダニエルに幻を見せて、
王が死んで4つの王国が生まれることを示したのです。
そして今までの旧約聖書では見られなかった
最後の審判、死者の復活、永遠の生命などの
まるで終末論のような内容が見られるようになったのです。
〇旧約聖書とクリスマスにはどんな関係性があるの?
旧約聖書とクリスマスの関係は
主に預言としての関連性にあります。
旧約聖書にはイエス・キリストの
誕生についての預言が数多く含まれています。
これらの預言は新約聖書で成就され、
クリスマスはその成就を祝う祭りとなっています。
具体的には、以下のような預言があります
場所の預言…旧約聖書のミカ書5章2節では、メシア(救世主)が
ベツレヘムから出ると預言されています。
これはイエス・キリストがベツレヘムで生まれたことと一致します。
処女降誕の預言…イザヤ書7章14節では処女が男の子を産み、
その名をインマヌエル(神と共に)と呼ぶと預言されています。
これは処女マリアがイエス・キリストを産んだことと一致します。
以上のように旧約聖書の預言と新約聖書の記述が一致することから、
クリスマスは旧約聖書と深い関連性を持っていることがわかります。
クリスマスはキリストの誕生を祝う祭りであり、
その誕生は旧約聖書の預言によって予告されていたという意味でも
旧約聖書とクリスマスは密接に関連しています。
〇まとめ
ざざっとまとめたつもりでも
かなりのボリュームになってしまいました。
私が旧約聖書を読んだ感想は、
全てを通して物語のように一連の流れがあるのだと思ったことです。
①神が万物を創造→アダムとイブが誕生
②アダムとイブの子どもがカインとアベルとセトで
セトの子孫が箱舟を作ったノア
③ノアの子孫がバベルの塔を作り、
言語を散らされた。
④その後の子孫がアブラハム→イサク→ヤコブ→ヨセフ
⑤ヨセフ達がエジプトへ→モーセが登場
⑥モーセがイスラエルの民を連れてエジプトから出国
⑦十戒を授かるが神を怒らせてカナンへ行けず
⑧モーセの腹心ヨシュアが民をカナンへ連れていく
⑨士師の時代→王の時代。士師サムエルからサウル王へ。
⑩サウル王→ダビデ王→ソロモン王
⑪神が怒りイスラエルが分裂→予言者たちの言葉
このように神の万物創造から民衆たちが
救世主を求め始めるまでを書かれたものが
旧約聖書になるのではないでしょうか。
教養的観点から旧約聖書を理解するには、
この話の流れをざざっと把握することが
大切なのではないかなと思いました。
現在は色々な旧約聖書が出版されており、
中にはとても読みやすいものもあります。
この記事を読んで少しでも旧約聖書に
興味を持ってもらえたら、
そういった旧約聖書から読み始めるのもオススメです。